女性税理士のつぶやき: 簿記講座
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松崎さんの講師ぶりを拝見したかったですね。法人会の簿記講座って素晴らしい制度だと思うのですが、私の地元ではあまり受講者がいないというようなことを聞いています。
簿記の基礎って実はとても簡単なので、経営者の方は必修と思います。特に会計ソフトを導入している場合には絶対に仕訳(簿記の記録の法則)の基礎を習得することをおすすめします。
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簿記は簡単だと書きましたが、もう少し詳しく言うと「構造がシンプルなのに非常に複雑に見える」ということ。
覚えなくてはいけないのは「簿記一巡の手続き」というものなのですが、より一般人向に簿記の特徴を以下にふたつ掲げておきます。興味が起きたら本屋さんで日商簿記のテキストでも読んでみてください。パズルみたいで楽しいですよ。
基本原則は二つ
- 取引を必ず2面的にとらえる
- 金額の「プラス」「マイナス」が独特
1.はこういうことです。JRの切符を130円で買ったということを「交通費130円の発生」と「現金130円の減少」というふうに把握します。何かが発生したら何かが減る、何かが増えたら別の何かが減る、という具合です。
2.ですが、普通は金額的な数値の増減を表す時には「プラス」と「マイナス」を使用すると思うのですが、簿記には独特な約束があります。増えるとか減るという表現を+-ではなくて「右・左」の方向で表現するのです。上記の事例だと下記のようになります。
(左)交通費 130円 (右)現金 130円
この表現で交通費は左に130円(増えた)、現金は右に130円(減った)という表現になります。
もう一つ、200円の現金売上を表現してみます。
(左)現金 200円 (右)売上 200円
?と思われた方もいるでしょうが、交通費や現金といった項目(勘定科目と言います)は大きく5つのカテゴリに分けられていて、そのカテゴリごとに右に書いたら増えて左は減るもの(売上がそうです)、その逆の性質を持つもの(現金や交通費)があります。
カテゴリは下の5個で( )は増える側の方向を現しています。
- 資産(左)
- 負債(右)
- 資本(右)
- 収益(右)
- 費用(左)
最初はこのカテゴリの法則を覚えるのが最大の難関になるようです。ある程度簡単に覚える方法もありますが、また別の機会に。
久しぶりに簿記の基礎の話題にふれて面白かったので"続く・・"ということにしておきます。
簿記学校の講師時代が少し懐かしいな。


小川さん、税理士試験の簿記論の講師してたんだよねー。税理士試験の簿記論ってマニアックな試験に思えたけど、簿記の基礎ってシンプルで、どんなに複雑になっても、この5個の要素の動きはかわらないよね。試験は、問題の読み取りも重要だけど。
Posted by: 松崎美和 | July 26, 2006 at 08:57 PM
やあ、どうもです。
実際には"簿記論の講師"というようなカチっとしたものではありませんでした。
最初は簿記論・財務諸表論を受験するクラスを担当しまして、次は「簿・財・相」クラスだったかな?
ちょっと変わったスタイルの学校だったので、説明しづらいのですが。
今度どこかでお会いしたら説明しますね。
#楽しい経験でした
Posted by: 小川成幸 | July 26, 2006 at 09:06 PM